イベントレポート

乾癬ウィメンズキャラバン2024-2025 
全5県を完走することができました!   


温かいご支援とご協力に心より感謝申し上げます。


皆様のお力添えにより、これまで乾癬患者会がない地域にお住まいの方々にも、乾癬に関する最新の治療情報をお届けし、また患者様同士が交流できる場を提供することができました。


これまで乾癬について他の方と話す機会がなかったという方も多く、今回の取り組みが大変意義深いものとなったと感じております。


本企画の実現にご尽力くださいました関係者の皆様に、改めて深く御礼申し上げます。

2024年11月10日 乾癬ウィメンズキャラバンin 成田を開催しました!


患者会のない地域を訪問し、正しい乾癬の情報をお届けしながら、治療や患者同士の交流に繋がる素敵な機会を提供するウィメンズキャラバンが始まりました!

千葉県成田市近郊の方が集まりました。
会場受付では、「東京で開催するイベントは少し遠いけど、近くてよかった!」「途中までしか参加できないけどみんなに会えるのを楽しみに来ました!」とうれしいお声をいただきました。

ご講演は、国際医療福祉大学病院の乗松雄太先生にご登壇いただきました。乾癬は皮膚症状だけでなく、全身に影響を及ぼす可能性があり早期治療が大事なこと、ストレスには注意すること、妊娠を考える時は主治医に相談しながら治療を継続していけばよいこと等々、多くのメッセージがありました。

次に、「成田商工会館からの脱出ゲーム」では、乗松先生から皆さんへクイズが出題され、グループに分かれてちょっと考える問題に頭をフル回転させチャレンジしました。
クイズの答え合わせは、笑いもある楽しい時間でした。

また、グループディスカッションでは、参加者同士の交流と乗松先生が各グループで、治療のアドバイスや皆さんの不安など聞いてくださいました。このように次の会場でも皆さんと一緒に、乾癬についての理解を深め、楽しい交流ができることを心から楽しみにしています!

2024年12月8日 乾癬ウィメンズキャラバンin 川越を開催しました!


患者会のない地域を訪問し、正しい乾癬の情報をお届けしながら、治療や患者同士の交流に繋がる素敵な機会を提供するウィメンズキャラバンが始まりました!

埼玉県川越近郊の方が集まりましたが、遠い方やイベントに久しぶりの方が参加されて大変うれしく感じました。

ご講演は、埼玉医科大学総合医療センターの高村さおり先生にご登壇いただきました。乾癬と女性ホルモンの関係がわかり、症状が左右することに納得できました。乾癬の治療、スキンケア、美容、お勧めの食事等のアドバイスもありました。

次に、乗松雄大先生ご考案の脱出ゲームを成田同様にグループに分かれて行いました。お互い初めて会ったことも忘れるくらい一緒に問題を解いて楽しい時間になりました。

また、グループディスカッションでは、高村先生を交えて質疑応答や、懇談を楽しみました。病院選びや症状の悩み、治療の不安、迷いなどに答えていただき安心される方もいました。このように次の場所でも皆さんと繋がり、乾癬についての理解を深め、治療や症状が少しでも快方へ向かうサポートができることを願っています!

2025年4月5日 乾癬ウィメンズキャラバンin 沖縄を開催しました!



琉球大学病院の宮城拓也先生をお迎えし、乾癬と併存疾患、生活習慣、悩みについてご講演いただきました。

体重管理や運動・食事の重要性が大事なことを認識し、「乾癬の皮疹がなくなる日をあきらめないでください」と今日のポイントとして希望が持てるお話がありました。薬剤師さんからは患者さんとの関わりについて、沖縄在住のP-PAT会員Hさんからは記録を交えて体験談がありました。

「行逢兄弟(一度会えば皆兄弟)」という皆さんへのメッセージもいただき、参加者の心に残る会となりました。

兵庫医科大学神崎初美先生からリウマチ体操ビデオメッセージが届きました。また、宮城先生との活発な意見交換も行われ、沖縄タイムスの取材も入りました。


2025年4月19日 乾癬ウィメンズキャラバンin 岡山を開催しました!


岡山大学病院の森実真先生をお迎えし、乾癬の種類や病態、最新治療についてご講演いただきました。

乾癬は皮膚だけでなく全身にも関係し、心血管疾患のリスクについて紹介されました。

塗り薬や生物学的製剤についても使い方の詳しい解説があり、治療継続の大切さを再認識しました。

P-PAT会員のU&Kさんから体験談とリウマチ体操の紹介がありました。森実先生とのQ&Aや患者同士の交流会では皆さんと充実した会となりました。


2025年4月20日 乾癬ウィメンズキャラバンin 香川を開催しました!

武岡クリニックの武岡伸太郎先生をお迎えし、乾癬の実需についてご講演をいただきました。

乾癬の治療からドクターと患者さんの意識のギャップ、大学病院とクリニックの関係や違い、地域の状況などのお話がありました。

なんでもQ&Aでは、時間いっぱい皆さんの質問に答えてくださいました。

稀少な膿疱性乾癬の患者さん同士の出会いもあり、皆さんで温かく見守り合いながら、希望を感じられる会となりました。